2015/06/21


5月中旬から7月は、鹿の出産シーズン。
奈良公園では毎年約200頭もの鹿が誕生するのだとか。

母鹿は母性本能がとても強く、赤ちゃん鹿に近づく人にに対して、攻撃的になるため、
奈良公園では、毎年4月頃から妊娠している母鹿を鹿苑といわれるシェルターに保護し、
出産・産後のケアを行うのだそうです。

子鹿が母鹿と一緒に行動できるようになり、公園デビューするまでは
鹿苑で母子いっしょに、平和に過ごすというわけです。

私たちが行った時、鹿苑には、生後数日~1,2週間ほどの赤ちゃん鹿が20頭くらいいて、
日陰ですずむ子、お昼寝をしている子、ミルクを飲む子など、色々な鹿の姿を目に
することができました。運が良いと、出産の瞬間に立ちあうことができるかも!?






子鹿公開は6月30日(火)まで、公開時間は11:00-14:00(入場は13:30まで)です。

この機会に、ぜひぜひ鹿苑へ!

なお、これら鹿の保護活動は奈良の鹿愛護会によって行われています。
奈良の鹿愛護会は、出産期の保護活動以外にも、怪我をした鹿の救助や治療、
人と鹿のトラブルを防ぐための取り組み、調査研究、啓蒙活動・環境教育、
イベント実施など様々な活動をされています。

奈良ファンの方、奈良の鹿愛護会へのサポートもぜひぜひ!

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